笑ってたけど、泣きそうだった夜。
10月24日
東京入り。
友達と合流して「STORY of みるく」EXHIBITION OPENING PARTY@HYSTERIC GLAMOUR 渋谷店へ。
すっごい人の数。
18歳の頃、初めてみるくに行った時のドキドキを思い出した。
当時は色んなブランドとWネームでグッズを出していて、自分はアンダーカバーとのWネームのパンツを購入。
田舎者のガキンチョだった自分は、ウエストのゴムがビロビロになるまで大事に履いていたな。
その後はご飯を食べてクラブをサーキット。
いくつだよ。でもやりすぎるほど楽しかった。
10月25日
14:00 行動開始。起きれたの奇跡。
16:00 チェックイン。
17:30 同行者と合流するため虎ノ門ヒルズへ。
田舎者すぎてヒルズ内で迷子に。
東京も肌寒いはずなのに、恥ずかしいぐらい汗だく。
虎ノ門ヒルズ地下の飲食店で夕食。一個一個、全部高い。
ここでもまた汗。
二次会は銀座のお多幸でおでん(関東炊き)。
濃いコーン茶ハイが出てきて鳥肌。
食べすぎて腹パン。
明日のOasisに備えて10時間以上寝る(札幌でやれよ)。
10月26日(当日)
10:00 東京ドーム到着。
なぜこんなに早く来たかというと、グッズを買いたかったから。
日本の物価高をなめていた。
昔、ロックバンドのツアーTシャツなんて3,500〜5,000円くらいだったのに、今は7,500円。
笑うしかない。でも結局、Tシャツ2枚、ロンT1枚、ステッカーなど購入。
その後、月島もへじでもんじゃ→腹パン。
麻布台ヒルズのカフェでフォカッチャサンド&バスクチーズケーキ→腹パン。
ホテルに戻ると、部屋の格差に愕然。
僕の部屋の4倍デカい。
気を取り直してOasisをかけながら買ったTシャツに着替え、テンションを徐々に上げる。
相手が相手だけに、ここで声枯らすわけにはいかない。
だって大人だもん。
いざ東京ドームへ。
最寄駅の出口では「チケット譲ってください」のプラカードを持った人たちがズラリ。
ドーム周りにも同じような人がたくさん。
僕らはそれを横目にVIP入口から入場。
Oasisまであと1時間半。
ライブ中にトイレ行きたくないからお酒我慢。
我慢。
我慢。
できませんでした。
ビールとメガレモンサワーを買いに行く。
前座のおとぼけビーバーが遠くで聞こえる。
17:30 終了。
軽い尿意と緊張感が同時に押し寄せてくる。
ワクワクとドキドキが交互に襲ってくる、ややこしいメンタル。
18:00 ちょうど暗転。
巨大モニターに映し出されたオープニング映像とSE。
地鳴りのような歓声。
ヒーロー降臨。
神様、仏様、ギャラガー様。
形容する言葉が見つからない。
要するに、すごい。
セットリスト
- Hello – いきなりぶっ飛ばされる
- Acquiesce – 手拍子で全身が揺れる
- Morning Glory – 心臓爆発級のテンション
- Some Might Say – 一緒に歌わずにはいられない
- Bring It On Down – ギターの音が胸に刺さる
- Cigarettes & Alcohol – 全員でポズナン
- Fade Away – 切なさにじんわり
- Supersonic – 叫びたくなる自由さ
- Roll With It – ノリノリで拳を上げる
- Talk Tonight – 静かに胸に染みる
- Half the World Away – 涙腺ゆるむ瞬間
- Little by Little – 歌に合わせて揺れる
- D’You Know What I Mean? – フルスロットルの歓声
- Stand by Me – みんなで肩組みたくなる
- Cast No Shadow – 切なさと温かさの混ざる瞬間
- Slide Away – 完全に没入
- Whatever – ハイテンション再び
- Live Forever – これぞOasisの真骨頂
- Rock ‘n’ Roll Star – 笑顔で拳を突き上げる
- The Masterplan – 胸に沁みる名曲
- Don’t Look Back in Anger – 会場全体で大合唱
- Wonderwall – もう泣きそう
- Champagne Supernova – 最後のクライマックス、余韻で涙
そして最後に。
笑ってたけど、心のどこかで思っていた。
あの場所には来たくても来れなかった人がいて、
外で音漏れに合わせて歌ってた人たちがいて、
仕事や家庭の事情で諦めた人たちもいた。
それぞれがどこかで折り合いをつけて、“やるべきこと”を全うしていたと思う。
僕らは、そんな人たちの想いの上に立っていたんだと思う。
だからこそ、申し訳ない分、存分に楽しんだ。
Oasisと、あの夜を支えてくれたすべての人に、心から感謝。

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